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自己効力感とは?簡単に自己効力感を高める2つの方法

こんにちは、オノジュンです!

先日、自己効力感を高めるっていうワークをする機会がありました。どんなワークかというと、日常生活で何気なく使っている否定の言葉を、肯定の言葉に変えていってみるっていうワーク。リフレーミングと呼ばれているもので、否定的な言葉を肯定的な言葉にすべて置き換えていくというものです。

わたしたちが、無意識のうちに心のなかもふくめて脳内つぶやきをしてしまっている否定後を、どんどん肯定後に変換していくという作業。これって、すごくシンプルですが、一瞬で視点を変えることができます。

例えば、自分は結構あわてやすいタイプなのですが、それをリフレーミングすると「行動が早い」「行動的」となります。

自分自信に対してだけでなく、何かと否定的にジャッジしやすいパートナーや子供に対しても、めちゃくちゃ効果を発揮します。

例えば、オノジュンの息子6歳は、よくすねたり、わざと反対のことを言ったりすることが結構あるのですが、その「天の邪鬼」だなーと思っていた性格をリフレーミングすると、「恥ずかしがり屋」「個性的」「自分の考えをしっかりもってる」という風になるわけです。

どうでしょうか? なんか、ネガティブと考えがちな「天の邪鬼」くんが、とってもポジティブな性格に感じてきませんか?

物事の見方や感じ方って、やはり言葉によって成り立っています。

言葉を変えることによって、異なる視点からみれるようになり、カードをめくるように、否定から肯定へ、ネガティブからポジティブへ一瞬で変えることができます。

でも、この自己効力感って、結構日常生活を送っていく中で、下がりやすいと思います。多いのが、子育て中のお母さんなど。

今回は、自己効力感について、ちょっと触れてみたいと思います。

 

自己効力感とは?「自分ならできる」という自信感覚

自己効力感とは、もともとカナダの心理学者アルバート・バンデューラが提唱した社会的認知理論(社会的学習理論)の中で使用されている心理学用語です。

自己効力感は、課題や乗り越えなければならないハードルを前にして自分がそれを達成できるんだという自信や認識の事を言います。

普段の生活で、人と関わっていても、「自分にはできるはずだ」と自分を信頼してすぐ行動にうつすことができる人もいれば、「挑戦してみたいけど・・・」という印象の人もいますよね。
その「・・・」の中には、「やっぱりうまくいくか自信がない」「続けられるか自信がない」という心の言葉がはいっています。

 

自己肯定感のひとつである自己効力感

多くの人が今注目している「自己肯定感」を構成するひとつが「自己効力感」です。自己肯定感のなかで、自己効力感が低くなっているケースだと、新たな一歩が踏み出しにくくなるということがあります。

もし、最近、なんか行動力が落ちたなーとか、新しい挑戦に対して、躊躇するようになってしまったなーという気がしている人は、もしかしたら、自己肯定感の中でも、自己効力感がひくくなってしまっている可能性があります。

そういう時は、次のリフレーミングのワークを意識して日々の生活でやってみることがおすすめ。

自己効力感を簡単に高める方法とは? リフレーミングで視点や捉え方を変える

自己効力感を高めると、自分には、目標を達成できる思う気持ちがますます高まります。

挑戦して結果、失敗したり、壁にぶつかったりしても、また自分の力を信じることができます。また、課題をクリアするために新しい勉強をしたり、まわりに助けを求めたりすることもできます。

大人はもちろんなのですが、これから人生の目標を実現するために行動を起こしていく子どもたちには、本当に大切な力となります。

では、どうしたらその自己効力感を高めることができるのでしょうか?

それは、やはり言葉のちから。

1,自己肯定感のなかの自己効力感を高める方法その1〜否定語を肯定語に変えるリフレーミング〜

冒頭で、私が少しお伝えした「リフレーミング」を日常生活で実践していくと、自然と否定的な物事の見方が肯定的な視点に変わり、自分自身の視座が高まっていきます。

  1. まずは、自分自身で短所だと思っていること、嫌だとおもっている点を3つほど書き出してください。自分だけでなく、ご家族やお子さんのことでも構いません。
  2. 次に、その書き出した否定的な言葉を肯定的なワード、もしくは表現に書き換えてみてください。
  3. 例:ガンコ→意思が強い・しつこい→粘り強い・気が弱い→争いを好まない など。

書き出したその言葉が浮かんだら、脳内会話であっても即座に肯定的なワードに言い換えるように毎日心がけてみてください。

自分でも驚くほど、欠点と思っていたことが、気にならなくなっていることに気づく時がくるはずです。

これまでの日本の文化は、「こうあるべき」「こうすべき」という「べき思考」のようなものがとても根強く残っていました。

しかし、どんどん時代が変化していくなか、価値観は多様化して、いかにその枠を超えていくか、価値観を変えていけるかが、これから楽しく、自分らしく人生を生きるために必要なスキルとなってきました。

肯定的なワードが思い浮かばないという人は、ウェブでリフレーミング辞典などものっていたりするので、それをプリントアウトしておいて、否定的な言葉を使っていることに気づいたら、その都度肯定語をチェックして、言い換えるようにしてみてください。

参考:リフレーミング辞典
http://www2.gsn.ed.jp/houkoku/2011c/11c31/siryo/reframing.pdf

これまで自分自身が抱えていた不安や悩みが一瞬で変わっていくことが実感できるはずです。

 

看護や子育てなどの現場でも注目される自己効力感

我が家では、6歳の息子が、保育園に登園する前に、ゲームをやりた過ぎて、自分で目覚まし時計を設定し、7時に起きてお着替えもすましたら、やっても良いルールというのがあります。

ある日、息子はうっかり、寝る前に目覚まし時計をONにするのを忘れてしまったようで、翌朝起きることができずに、案の定保育園に行く前に自分自身でやろうと思っていたゲームをすることができませんでした。

その日の、息子は、本当にテンションがひくーーい状態で保育園に通っていきました。そして、その夜は、目覚まし時計を何度も確認して、頭のすぐ横にくっつけるように置いて寝ていました。

人は、自分がやろうと思っていたことができなかったり、予定していたことが何らかのアクシデントなどによってできなかった場合、自己肯定感や自己効力感が下がる傾向があります。

そして、自己効力感が下がると、チャレンジするためのモチベーションや自信が下がる傾向があります。自己効力感は、主観的な感情なので、「自分にはできるんだ」という自分への信頼が、どんどん下がっていってしまうと、同時に自信がなくなっていくという負のループに陥りがちです。

先程の息子のケースだと、毎日、「朝何時におきて、これをしたい」と考えて、それが実行できることで、息子はどんどん自己効力感を自分で高めていたのだと思います。ところが、ある日、自分のミスによって、予定していたことができなかったという状況におちいったことにより、一時的に大きく自信を失っているように見えました。

しかし、毎日のことなので、息子の場合は、また、翌日の夜には目覚ましを何度もチェックすることによって、次は失敗しないようにと新たな目標達成に向けた行動ができたわけです。

しかし、これが「朝起きる」というシンプルなことでない場合が結構あります。

例えば、子育て。子育てをするお母さんにとって、最大の試練は、自分がたてたスケジュールがことごとくそのとおりに進まないということです。

今日は、朝起きたら、洗濯をしてから洗い物をすまして、それから保育園に子供を送って、仕事に行って・・・と色々シュミレーションをしていたとしても、

実際は、朝起きたら、子供の体調が良くなくって、先に病院を予約して、仕事の都合を調整して、病院に連れて行ったら、保育園登園禁止と言われて、なくなく家に帰って、仕事を休む・・・などなど、自分がやろうとしていたこと、やりたかったことがことごとくできないという状況に陥ると、人は自己効力感が大幅に下がりやすくなり、イライラしたり、怒りをどこかにぶつけたくなったりしやすくなります。

子供にどうしても怒鳴ってしまうなどで悩まれる方も多いですが、単純にその方が怒りっぽくなったということではなく、一時的に自己効力感が下がっているとも言えます。

では、どうしたら、その下がりやすい自己効力感を高めていくことができるでしょうか?その1でご紹介したリフレーミングの方法に続いてご紹介するのは、達成感を味わう経験についてです。

 

1,自己肯定感のなかの自己効力感を高める方法その2〜低いハードルで達成経験を多く積んでいく〜

自己肯定感のなかの、自己効力感を上げていくために大切なことは、ハードルの低い達成経験を多く重ねていくということです。

子育て中のお母さんは、「今日はおもちゃを片付ける」と決めたら、それだけは1日のうちに達成感を味わえるようにする。

看護中の方でしたら、患者さんに「一口でもご飯をたべてみる」など、その人にとって低いハードルの目標達成を設定して、それを達成していけるように導いていくということ。

また、子どもたちの場合も、何度言っても聞かないような内容ではなく、「絵本を1冊読む」などでもいいかもしれません。

達成可能な小さなことを目標に立てて、それを確実に達成していくことが、自己効力感を高める上でとても大切です。

 

 

人生一度きり!後悔しない選択をして、一歩踏み出す勇気をもつ

こんにちは、オノジュンです!

 

「一日一生」。

2021年の私のテーマはこれにしようと決めました!

一日を一生だと思って生きるという意味ですが、これって頭で理解してもなかなかその感覚に落とし込むのは、ハードルが高いです。

私は、意識しようとしても、気を抜いたらすぐ忘れてます(笑)

でも、2021年は、一日一生の心構えで生きよう!と決意しました。なぜなら、本当に不思議な時間感覚になるから。

 

人生一度きり!だけど毎日が新しい人生だと思ってみるのと後悔を乗り越えられるかも?!

毎日、朝目が冷めたら新しい人生が始まって、夜寝る時に人生が終わるっていう感覚。

朝、目が冷めたら、「今回の人生はどんな人生かなーー」とか考えて、夜になると、「今回の人生、ちょっとあの時が悔やまれるなー」とか、「楽しい人生だったなー」とか、一人で人生が終わる前に振り返ったりしています(笑)

これがなかなかおもしろくて、そういうふうにやっていると、「今」がとってもリアルに感じられるのです。

子供と遊んでいる時、「ああ、なんて幸せな人生・・・・わが子と笑いあえるこの人生は、本当に楽しいなぁ」とか、普段だったら何気なく過ごしてしまうようなシーンが、よりしっかりと感じられるようになります。

人生一度きり&一日一生だから、過去への後悔や執着の念を捨てる!

過去のネガティブな記憶とか、後悔、未来の心配も、言ってしまえば、その日の人生には関係がないことなので、ある意味自由になりやすいです。

「ああ、あの時なんでもっといい対応ができなかったんだろう・・・」とか

「あの時こうしていれば、もっと違った結果になっていたかもしれないのに」など

もう過ぎてしまったことの考えが頭に浮かんだら、

「しまった!これは今の人生の記憶じゃなかった!」とか自分で自分に突っ込むっていう技(笑)

これ、なかなか使えます。だって、今の人生じゃない=前世?みたいなことなので、「おっと!前世の記憶を思い出してしまっていた!!」とかいう感じになって、客観的にみることができるので、自分の思考から少し距離をおくことができます。

 

過去の延長線上に今日があるのではなく、新しい今日!後悔しないと決める

昔の人って、毎日違うお日様が上がってくると思っていたらしいです。だから、今日何かつらいことがあっても、明日になったらまた新しい日がのぼると思えた。

でも、今って地球がまわっていることも知っていて、多くの人が過去の延長線上に今があって、未来があるっていう感覚で生きますよね。

そうすると、その一番大事な「今」が見えづらくなってしまいます。今以外の様々な思考が邪魔をしてくるから。

特に過去に起こった自分にとってショックだった記憶とか悪い記憶って、後悔として残っていたりして、何度も考え込んだりしてしまうことありますよね。私もまだまだ日々、あります(汗)

でもそれって、記憶の中で生きる「人間」だから受け入れないと仕方ないこと。成長するために起こること。

ただ、何度もそのネガティブな記憶にアクセスしすぎると、余計に思い出しやすくなってしまうので、そういう考えが浮かんだ時に自分で素早く気づくっていうのはとっても大切です。

なぜかということ、それを思い出すたびにその時の感情や胸のザワザワや、モヤーーっとした感覚がよみがえっってきているはずなので、どんどんそれに支配されて、自分自身がBADになっていく可能性があるから。

ほっとくと、どんどん、暗くて重い雰囲気を醸し出すようになってしまいます。

 

「鬼滅の刃」の鬼が反面教師!後悔を乗り越えて、生きるステージを上げる

大人になったら、人それぞれ色々な出来事が人生で起こっていて、傷つきや後悔は、一つや二つではないかもしれません。

でも、それを悔やみ、自分を憐れみ続けると、言ってみれば「鬼滅の刃」の鬼に近づきます。(笑)

「鬼滅の刃」に出てくる鬼って、過去に起こった自分のショックな出来事とか、後悔とか、欲望とか恨みに振り回されすぎて、鬼化してしまった元人間たちの内面が、細やかに描かれています。

では、世の中のため、多くの人を守るために戦う主人公の炭治郎は、過去順風満帆だったかというと、家族が自分の留守中にほぼ皆殺しっていう壮絶な過去を持っています。

でも、炭治郎は鬼化しなかった。死にそうなくらい苦しい経験をしながら、BADな状態にならずに、自らを奮い立たせて自分が守るべき人や世の中に気持ちを持っていっているということなんだと思います。何度心が折れそうになっても、折れない。

 

ちなみに鬼滅の名言についてはこちらで記事書いてます。

https://youjyou.jp/blog-20201220-1/

https://youjyou.jp/blog-kimetsu2020-12-23/

 

少しの勇気がどんどん変えていく〜後悔なんてしない〜

普段生活していても、「誰かを励まそう、元気づけよう、楽しまそう」と普段から考えている人って、出している雰囲気がめちゃくちゃ気持ちいいですよね。明るくて、一緒にいてそれだけで元気になる。

じゃあ、あなたはそうなれないのかというと、必ずなれます。なろうと思ったその瞬間から必ずなれます。

そう言うと、「いやーー人見知りだから」とか「話すの下手だし」とかいう反論が心からでてきて、自動的に「やっぱり無理だ・・・」という結論をもってきてしまう人が多い。なぜか・・・それは楽だから。

変わらない方が楽なんです。今のままの方が楽だし、勇気を出すのなんて、ほんと自信がないという人も多いかもしれません。

でも、ずーーっと逃げていても、根本的な問題はかならずタイミングをみて表面化してくるので、今ではなくても、また何度も同じように悩む時がやってくると思います。

だったら、今、あなたが抱えるテーマや課題に、正面から逃げずに向き合ってほしいなぁと感じます。

 

オノジュンは、それをできるかぎり応援したいなと思っています。私だけの力ではなく、コミュニティの仲間とともに。

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現代社会でゆるく生きるとは?〜無理をするのではなく本来の自分を生きる人の特徴〜

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こんにちは、オノジュンです!

私は、人生をかなり頑張って生きてきました。そう、かなり無理をして。

 

特に特別な家庭ではない平凡な家庭に生まれましたが、時には親に心配や迷惑をかけたくなくて無理をして笑顔に、

思春期には、人に負けない強い自分になりたくて好きでもない強豪の球技チームに入部して、

人生あきらめたくなくって無理に大学に行って、

人生の勝ち組になりたくって、今考えればなんだか自分にあっていない外資系企業でがむちゃらに働く。

 

でも、それって、本当に自分がやりたかったことなんだろうか・・・とある時期気づいてしまいました。

 

なぜわざわざ「ある時期」という表現をつかったかというと、そういうことって、ある一瞬やたった1日で確信できなかったから。

何年もなんとなく気づきながら、手放せない何かや、心の中の葛藤がありました。

そして、それはポジティブなエネルギーというよりも、「もっと認めてもらいたい」「もっと稼がなければ」「いい職につかなければ」「こうなったら幸せかも」というネガティブなエネルギーによって、動いてしまっていたということです。

一言でいうと自己肯定感が低かったとも言えます。それを補うために、必死に頑張っていました。

ただ、無意識に自分は「頑張らないと価値がない」「頑張ってこそ価値がある」と思い込んでいたのです。

でも、そういうことを自分自身で深く追求して認めていく時期って、本当につらいですよね。

 

でももし、今あなたが、

  • 私はわたしのままで生きたい
  • 自分をごまかさずに生きたい
  • 自分らしく生きたい
  • 楽しくを基準に生きたい
  • 周りの意見なんて気にせず生きたい

という言葉に少しでもピン!とくることがあれば、それは素晴らしいチャンスかもしれません!

 

なぜかということ、それは自分自身が気づき始めたということだから。今自分の本質を生きていない・・・自分自身の人生を生きたいという心の声に。

ゆるく生きるって、とらえかたによってかなり定義が違ってしまいますが、ここでは、ゆるく生きる=頑張らないではなくて、ゆるく生きる=自分の本質(本来の自分)を生きるという意味合いで語っていきたいと思います。

 

コロナの自粛などによって、世の中の価値観は大きく変化しました。

コロナの影響によって、あなたの家庭や仕事がうまくいかなくなってしまったかもしれません。これまでの当たり前が、当たり前ではなくなってしまったかもしれません。

 

では、コロナの問題がなければずーっと幸せだったのでしょうか? 平凡な毎日が過ごせていたと思いますか?

自分自身の中に長年抱えている問題や矛盾、葛藤はかならずタイミングをみて表面化します。そのきっかけやタイミングが人によって違うだけです。

今、そのことにあなたが気づき始めたこと、それがあなたにとって最高のタイミングなのです。

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ゆるく生きることを阻む、抱え込んだ「正しさ」と「価値観」

わたしたちは、幼い頃から、教育を通して、親のしつけを通して、「こうあるべき」という価値観をつくりあげてきました。そして、自分自身にとっての「こうあるべき」という枠を外れるのが、いちばんハードルが高いですよね。

  • 正社員で真面目に働かないとだめ・・・
  • 友達が多くないと魅力がない・・・
  • 自分の主張ばかりするより、相手を常に気遣うのが大人・・・

でも、本当にそうですか? あなたにとって、それがとても心地よく、楽しい状態であれば、それでいいと思います。

しかし、そうでないなら、その自分自身が無意識のうちに思い込んでしまったその考えを、一度脇においてみてもいいのでは?

今日は、みなさんと一緒に、ゆるく生きるとこについて、色々考えてみたいと思います。

 

ゆるく生きるとは?ゆるく生きる人から学ぶ思い込みに振り回されない生き方

なぜか私たち日本人は「ゆるく生きる」と聞くと、なんだか”怠けている”とか、”暇を持て余してダラダラした生活を送る”など、ネガティブなイメージを思い浮かべがちです。

でも、色々な先入観などをとっぱらって、あらためて思い浮かべる「ゆるく生きる」って、私は「自分の本質を生きる」という意味だと考えています。逆を言えば、それだけ多くの人は普段から、自分自身に力がはいっていて、心身ともに疲れやすい状態で生きているということかもしれませんね。

ゆるく生きる人の特徴2つ

ゆるく生きる人には、特徴があります。たくさんありますが、その中でも2つご紹介します。

1,人の評価や批判を恐れない、気にしない

自分らしくゆるく生きる人の特徴ひとつめは、周りの人の評価や意見に振り回されないということです。

自分で自分にOKが出せているので、周りから何と言われても気にならないのです。しかし、そのためには、自分を自分で認めている必要があります。多くの人が、そこでつまずいてしまいます。それはもとを辿れば、やはり幼少期のお母さんとの関係性にあります。

十分に満足いくほど抱きしめて、見つめて、認めてもらったのか。

もしそこで心がざわつくようであれば、どのようなシーンを思い出すのか。

お父さんや兄弟を含めた家族関係はどうだったか。

それを振り返り、しっかりと自分の中で置き去りにしてきた感情をすべて理解して認めてあげるようにしてみましょう。

2,すべて楽しい方を選ぶ

例えば、私は数字とか論理がすごく苦手なのに、数学者になりたいなんて、みじんも思わないわけです。だって、そんな素質ないって気づいているから。

大人になると、思考に偏ってしまって、「将来のために安定した職に」とか、「こっちの方がよさそうだから」など頭で考えた結果を選びがちです。

例えば、親が大学教授で数学の研究者だったら、数学が苦手なのに、私が数学の教師を目指すして何年も浪人する・・・なんてこともあり得るわけです。なぜかというと、親に認めてもらいたいから。

承認欲求ですね・・・ そしてやっかいなのが、それが承認欲求によってそう思わされているということに、本人が気づかない場合が多いということです。

ゆるく生きることを実践している人の特徴は、「どれが一番楽しいか」で選んでいることが多いです。

「楽しい」「楽しそう」と感じるということは、その素質が自分の中にあるということだから。

「こうすべき」「こうあるべき」という囚われや思い込みが強いと、本当の意味でゆるく生きる方向へシフトしにくいです。

なぜなら、自分で自分をがんじがらめに縛って、「私はゆるく生きます!」と宣言だけしても、それは上辺だけで、結局根本はかわらないからです。

なので、「自分がどういう風な思考のクセやパターンをもっているか」ということを振り返ることは、とても重要です。

ゆるく生きる方法〜3つの実践〜

ゆるく生きるための方法として、まずは3つのことを実践してみてください。

すべて、自分自身について深く見つめてみるということに関連するのですが、ゆるく生きるというのは、他人と比較することも、評価を気にすることでもありません。

ただ、緊張せず、無理もせず、本来の自分自身の生き方で毎日を過ごしてOKなんだということを体感することがとても大切です。

1, 自分自身の生き方やこれまでのパターンを振り返る

まずは、自分自身をしっかりとみつめることが重要です。自分の人生を振り返ったときに、何かパターンのようなものがありませんが?例えば、仕事でも、最初は仲良かった人といつも最終的に気まずくなって仕事を辞めたくなったり、ある特定のシーンや出来事が起こると、心がザワザワしてしまうなど。

それは、あなたが抱えている心の傷や満たされなさなのかもしれません。そこを見ないふりをして、本当の意味で自分自身を大切にしていることにはなりません。

ゆるく生きるためには、ゆるく生きよう!と決意するというよりは、自分自身を認め、大切にすることで、自然とゆるく力を抜いて生きられるようになるのです。
周りの人の評価など気にならない、自分は自分でいいんだという状態。それがゆるく生きるために必要な大切な目指すべき状態だと言えます。

2,母親との関係を振り返る

お母さんとの関係性や、幼少期の出来事などを振り返ることは、一見ゆるく生きるための方法としては、あまり関係がなさそうです。

しかし、お母さんとの関係というのは、誕生してから初めての人との絆であり、もっとも強いつながりを求めていた関係です。しかし実際には、兄弟の子育てや仕事の両立など色々な理由から、お母さんに100%愛されていたと実感できる幼少期を送った人はそう多くありません。

お母さんに愛されたいと願っていたのに満たされなかった想いというのは、大人になってからもずっとつきまといます。

それを、しっかりと自分自身でみつめて癒やしてあげることで、ようやくあなた自身の人生を生きることができるのです。

3,思考ではなく心を感じる

心を感じるとは、自分がどうしたいか、どう感じているか、自分の気持ちなどをしっかりとわかることができ、それをもとに行動することができる状態です。

しかし、忙しい毎日やストレス、親からの愛情に不満があるなど、様々な傷つきや体験の中で、頭で考えることしかできなくなっている人が多くいます。

頭で考えると、過去の経験などをもとに「こうした方がいい」とか「人にこう思われる」とか、とにかく自分自身の感情が置き去りになりがちなので、いつまでたっても「ゆるく生きる」状態にたどりつきません。

まずは、習慣として、今自分はどう感じているかを、毎日見つめるようにするところから初めてください。

ゆるく生きる人になることを阻む3つ要因

 

1,多様性を認めない義務教育

ひとつめは、教育です。これは、義務教育がはじまってから、私達の価値観に大きな影響を与えていると思われます。

私たち日本人は、小学校入学後からほとんどの教育を、”規則・規制が厳しい中で、”張りつめた緊張感”を保つことを強制されて育ちます。給食での好き嫌い、掃除の仕方、並び方、髪型や生活態度にいたるまで、「こうあるべき」というような見えない枠組みがあって、その枠組からはみ出そうとする子は罰を受けたりもします。その学校生活の中から、私たちは、先生や大人たちが考える、良い、悪い、正しい、間違っているという価値観を身につけていきます。

 

また、例えば明るくいつも元気でハリがあり、常に懸命に上を目指すがんばり屋さんがいい子で、なんとなく覇気がなく、やる気もそこそこ、でも心優しい子などは、逆に学校からすると問題児、または要注意の子として扱われたりもします。つまり、張りや締りが強く、規制・規則が厳しい中で懸命に頑張っている子がよしとされる風潮の中で育ってきているのです。

その呪縛は、大人になったからといって、簡単には消えません。社会に出れば、学びではなく仕事になるわけですから、より競争社会の中でその傾向は強くなるでしょう。でも、この小学校以降の教育の中で、多くの子供達の自己肯定感は急速に低下していって、自分自身に自信を持てなくなってしまうのです。自分に自信がないので、人からの評価や批判を気にしてなかなかNOと言えない。でも自分の生き方はこれでいいのかという疑問や不安は心を重くします。

2,親の影響

2つ目は親の影響です。子供時代、お父さんやお母さんから受けたしつけは、子供に大きな影響を与えます。これは、子供の側の性格や思考タイプにもよると思いますが、子供は勝手に思い込んだりしやすいので、例えばお母さんが毎日疲れていて、しんどそうにしているだけで、「自分はこのままではだめだ!」「もっと役に立つ子にならないと!」など勝手に思い込んでしまって、自分で自分を縛ってしまうパターンなどもあったりします。

でも、長年親から言われてきたこと、考え方の癖などは、無意識の奥深くに入り込んで、制限をかけてしまっていることもあります。例えば私の場合は、なぜか”損すること”に対して意識はしていないのに、避けたいと思うのです。これは、主人に指摘されて気がつく程度で、自分では無意識すぎて気づくこともできなかったのですが・・・。そういえば、私の母は、ケチではないのですが、今思えば変なところで”損”することに対してとても嫌がり、私にも「それは損だからもったいない」とか、「これをしないと損するよ」とかいう声がけをよくしていたなぁ・・・と感じます。それが気づかないところで私に大きな影響を与えていて、同じような思考パターンに偏りがちなのだと思います。

3,自分ルール

3つめは、自分ルールです。これが一番大きいですよね。なぜなら、上記であげた教育や親の影響も、最終的にそれらを受け入れたのは自分だからです。本来の自分を生き続けられている人というのは、”周囲や親の批判や評価を受け入れなかった人”とも言われるほど、周りの意見や環境による影響は大きく、それによって「こうしなければならない、こうあるべきだ」と自分で自分をしばる「自分ルール」でガチガチになってしまっているのかもしれません。

以前、ヨガインストラクターの角理恵さんが語っていた下記の言葉が印象的です。
理恵さんのインタビュー記事はこちら

真面目に生きてきた人ほど築いてきた自分ルールに没頭して、盲目的になりがち。日本の女性はみんな真面目で頑張りやさん。人に頼れず疲弊したり精神的に孤独になっていく女性が多いように感じます。

自分でやってしまった方が楽、人に頼る気力さえない、頼り慣れてないからどう頼っていいのかわからない。それでも、自分の人生を動かせるのは自分だけ。

ゆるく生きる暮らしへシフトする2ステップ

1,ゆるく生きるための準備として、自分と向き合う時間をつくる

まず、今もし時間に追われる生活や忙しい仕事に疲弊しているような状況にある人は、一旦立ち止まって、自分自身と向き合う環境を整える必要があるかもしれません。心身ともに疲れている状況だと、偏った判断になりがちですので、一度立ち止まってみてもいいのではないでしょうか?「これを失ったら何もなくなってしまう・・・」という恐れがある人も多いですが、それはあなたの人生を縛っている思考の癖かもしれません。余白がなければ新たな何かが入ってくる余裕もありません。一度勇気をもって、手放してみてはいかがでしょうか?

2,ゆるく生きる、自分らしく生きることを深く考える

冒頭で語っていたように、私オノジュンが考える「ゆるく生きる」とは、世間の評価や常識にとらわれずに、「力を抜いて本来の自分を生きる」ということです。人間、苦手なことや周りのことを気にしている時などは、力が入ります。でも、楽しいこと、本来の自分を活かせることをしている時は、自然と力みがとれて軽やかに、そして楽しげに毎日を過ごせます。

何をやっている時が楽しいのか、自分らしさってなんだろう・・・など、ゆるく生きるためには自分自身との深い対話が必要になってきます。でも、気をつけていただきたいのは、自分を責める必要はないです!深い対話をしようとすると、すぐ自分を責め始める人が多いです。私ってなんでいつもダメなんだろう・・・とか、またダメだ・・・とか。そうじゃなく、今の自分の気持ちを感じる。それだけ。考えるんじゃないですよ〜〜。

 

ゆるく生きるために参考になる本2冊を紹介!

ゆるく生きたいと思い始めている方におすすめの本3冊をご紹介します!

頑張りすぎていたと気づいて、ゆるく生きると決め、そして実際に行動するまでに、みんなはどんな人生を歩むのか。読んでいるだけで、安心したり、ストレスが開放されたような気がするかも☆

1,「あやうく一生懸命生きるところだった」(ハ・ワン著)

この本は、めちゃくちゃおすすめです。著者は韓国人の方なのですが、40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞めて「一生懸命生きない」と決めたらしいです。っていうか、韓国ってドラマとかみていると日本よりも断然ゆるく生きにくい風潮なんですよね・・・

「こうあるべき」みたいなのが強すぎて、しんどいだろうなーーとか韓流ドラマをみていて思ったりますが、その分感情を発散する国民性などもあるので、ストレスは逃がしやすいのかな?!

テーマは下記のようなことです。

  • ムリしてやる気を出さない
  • みんなに合わせない
  • 金持ちを目指さない
  • 失敗したら、いさぎよく諦める
  • なんでも深刻に向き合いすぎない
  • 「年相応」に縛られない
  • 「やりたい仕事」を探そうとしない
  • 何もしない一日を大切にする……

シンプルに、なんだ読んでると安心します(笑)ああー人間っておもしろいなって。

2,「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 」(ちきりん著)

ブログ「Chikirinの日記」の著者が書いた本。

わざわざツライ人生を選んでいませんか? 昭和の価値観から解き放たれて自由な人生を手に入れよう! というキャッチフレーズが素敵☆

3,「私は私のままで生きることにした」(キム・スヒョン)

良いタイトルですねーー! 真面目な性格タイプだと、白か黒かをはっきりさせたがるんですよね。でも現実って、結構グレーで中途半端なことが多いので、それに対してOKを自分自身にだせるかどうかってとても重要ですよね。

こちらは韓国人のキム・スヒョンさんの著書です。物事を深刻にとらえすぎてしまったり、これからどう生きていこうかなぁーと考える30代・40代以降の方に特におすすめの1冊です。

ゆるく生きるための仕事やお金の問題

自分自身についてしっかりと理解を深めたところで、やはり生活するためには働くことが必要です。オノジュン的な考えですが、「ゆるく働く」というのは、決して働く時間とか雇用形態だけのことではないと考えています。

自分な好きなこと、得意なこと、本来やりたかったことを懸命に楽しみながらやる・・・それもゆるく働くに入るのではないかと。大企業に務める、出世する、良い給料をもらうなど、世間が良しとする働き方という視点からではなく、自分を中心とした視点でみた働き方は、かならずあなたの毎日を充実したものにしてくれると思うからです。

今は、会社に所属しなくても色々な仕事をかけもちしながら働く方法もあるし、リモートワークもとても増えてきました。選択肢が急激に多くなってきているのです。これは、本当に働き方や生き方をシフトする大チャンスですね!! 

ゆるく生きるってどういう意味なの?正しさへのこだわりは捨てよう

2020年の年明けから世界中の人々の価値観を激変させたコロナウィルスは、一瞬にして日本人の価値観を変えてしまいました。満員電車での通勤、やたら多い会議、顔をあわせてのミーティングなど、当たり前でみんなが正しいと思っていたことが、まったく逆のリスクや迷惑行為になったわけです。

教育で、メディアで、親のしつけで教えられてきた暗黙の”正しさ”にこだわって、自分の人生を生きないなんて、もったいないですよね。自分で自分を許すことさえできれば、自由に生きれる時代なのだから、みんなでもっともっと楽しもう!!

まとめ:人生ゆるく生きることが、自分を大切にすることになるかもしれない

Youjyou Lifestyleは、女性の読者が多いのですが、結婚してもしなくても、子供がいてもいなくても、自分の人生にどう向き合うかはとても大切ですよね。

自分のコンプレックスや、自分のなかに抑圧している内面を直視せずに、づかないふりをしていると、何度も何度も形を変えて困った問題として表面化したりします。

「今の生き方で、あなたはいいの?」と誰かから問われているように。

人生、何もなく、波もなく、常に幸せにいくという人なんて、いません。自分が辛い時、そういう風に周りが見えたりするかもしれませんが、幻想です。

人が大きく成長をする時、かならずその前にネガティブな出来事が起こったり、深く悩んだりします。それは高いジャンプの前に深くしゃがむことが必要なように。その時、一瞬立ち止まって、それまでの自分だったらここで逃げたけど、今回は違った行動をとれないかと考えてみてください。きっと何か新しい扉が開けるはず!あなただけでなく、みんなそうだから大丈夫!

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【Interview】 「自分を大切に。時に強く、しなやかに!」ヨガインストラクター 角理恵

みなさん、こんにちは。Youjyou Lifestyleのオノジュンです。

コロナという非日常的なライフスタイルの中で、仕事の将来について考え、自分自身を追い詰めてしまったり、出産後あまり時間が経っていなくて、ホルモンのバランスをとるのも難しいような状況にある人が、育児のプレッシャーなどもあって思いつめてしまったりすることが、以前よりももしかしたら増えてしまっているのかなという印象があります。

Youjyou Lifestyleの読者の方は女性が多いですが、自分の将来についてや、子育てについてなど、コロナの影響で自粛もあり普段何気なく見過ごせていたことが、どうしても頭から離れなくなってしまったという人もいるかもしれません。

少しでも今よりも自分を大切にするを意識してみることって、本当に大切だと感じます。

ぜひ、今回の角理恵さんのインタビューの内容が少しでも力になれればなぁと思います。

 

〜自分を大切にする〜風が自分の生きている価値に気づかせてくれた

エクササイズとしてもファッションとしても今や多くの女性達に支持されているヨガ。そのヨガに14歳で出会い、すでにヨガ歴20年以上になるヨガインストラクター、角理恵。彼女は今、アーティストであるパートナーとともに、新たな挑戦をはじめている。大学で哲学を教える父の影響で、幼い頃から「生きる目的」などについて深く考えることが多かったという理恵さんが、現代に生きる日本の女性たち語るメッセージとは。

 

普通の子供と自分は何か違うと感じていた

大学で哲学を教える教授である父と国語教師だった母を両親にもち、厳格な家庭で育った理恵さんは、幼い頃からとても敏感な子供だった。

「人の気持ちがわかりすぎて、人の影響を受けすぎてしまう子だったんです。クラスで少し孤立して寂しそうな女子とかがいると、その雰囲気を察してしまって、自ら声をかけずにはいられなかったんです」

物心ついた頃から、常に人のために自分は何ができるのかを考えていて、自分よりも人を優先させがちだった。無邪気にはしゃぐ同年代の友達に囲まれ、表向きは明るくノーテンキな子供として振る舞いながら、実際には「生きる」ということについて深く考え込む、そんな子供だったらしい。

「今でいうHSC(Highly Sensitive Child)、人一倍敏感で感受性や共感性が高い子供だったと思います。例えば、添加物が多くてカラダに悪そうな食べ物は、幼い頃からなんとなく違和感があって食べたくなかったですね。逆に大人はなぜそんなにカラダに悪いものを食べているんだろう・・・と疑問に思っていました」

家庭では、幼い頃から日常的に社会問題や話題の本などについて議論する、そんな環境で育った。

「逆に、深い話ができない同年代の子供よりも、大人と話す方が楽しく好きでしたね。その方が面白かったんです」

 

10歳の時ドイツへ

父親の仕事の関係で10歳の頃ドイツに滞在することになり、現地の小学校に通うことになった。地元高知からドイツへ。敏感な子供ならその環境の変化にストレスを感じてしまいそうだが、実際は違ったという。

「敏感な子でしたが、一方で好奇心も旺盛だったので楽しめました。ドイツは、日本と全然教育方法が違いましたね。一人一人をしっかりみてくれるというか、それぞれの個性を認めてくれました。時間の流れもゆったりしていて、その子の個性を見つけて、その子のよさを活かすための教育だったと思います。自分の黒い髪をクラスメイトが褒めてくれたりして、短い期間でしたが、日本人としての誇りや自分への自信につながりました」

しかし、ドイツから日本に帰国後、いじめや裏切りを経験する。そして、成長するにしたがって、家庭が息苦しく感じ始めてもいた。

「家庭では、親に褒めてほしいと思ってたけど、そのハードルが高かったですね。うちの両親は感情表現が淡々としていることもあって、褒められた感が薄かった。(笑) 今思うと自分でハードルを上げてたのかも。別に親としては、最終的に健康だったらよかったのかもだけど、自分で自分を苦しめていたのかもしれません。思春期にはいってからはよく反発してましたね」

 

ヨガとの出会い

中学時代、ダンスに興味を持ちモダンダンスを習い始めた。そこで出会ったのがヨガだ。

「はじめは、ヨガとは知らずにやっていたんです。ダンスの終わりにクールダウンとしてダンスの先生がヨガをとりいれていて、それがすごく気分がよくリフレッシュできました」

次第にヨガのなかでも呼吸や瞑想などにはまり、持ち前のストイックさで受験勉強に集中するための方法として呼吸法や瞑想法などをとりいれるようになった。そしてそれとともに成績も驚くほど上がっていった。

関東の大学に進学し、卒業後は色々な経験をしてみたいと、さまざまな仕事にチャレンジしていたが、ある時、転機が訪れる。弟がウツになったのだ。大切な弟が苦しんでいる姿をみるのはつらく、自分が長年続けているヨガや瞑想で弟を癒やすことができるのではないかと思うように。

また、仕事を転々とする中で、不調を訴える人や精神的なバランスを崩す人があまりにも多いと感じ、ヨガが彼らの役に立つのではないかと考え、ヨガのインストラクターになることを決意。しかし、実際なってみると、現実はそうスムーズにはいかなかった。

「ある日弟に、自分が落ち込んだときはこういうふうに立ち直ったんだ、乗り越えてきたんだよ、という話をしたら言われたんです。『理恵と僕は違う。理恵にはできるかもだけど、僕にはできない』と。そう言われてハッとしました。自分の経験と重ね合わせて、こうすれば良くなるはず!と信じ切っていたけど、そうじゃなかった。私は弟をどうにか救いたいがために勝手な使命感で突っ走っていただけで、自分がやっていることは押し付けでしかないと。弟自身が自分の方法を見つけて乗り越えていくしかないんだと気づいたんです。

実際に弟にヨガや瞑想を教えたことはなかったし、勧めるタイミングもありませんでした。ヨガは素晴らしいシステムだけど、結局、選択肢の一つでしかない。人はそれぞれ違うから、必要としていることも違うんですよね。そもそも、元気がない時ってヨガをしたくてもできないですよね。その当時ヨガは一般的な人にとって二の次で、フィットネス的要素も強く、思い描いていた活動とは程遠かったですね」

 

幼少期/自分の生きる意味

自殺願望があったわけではなく、生きることと、死ぬことの境目が曖昧で、なんとなく現実味のない毎日を過ごしていた。小学校高学年のとき、自宅のベランダでふと「なぜ自分は生きているんだろう」と考えていた彼女。その瞬間、風が吹いた。そして、その風によって「自分の価値」を感じたという。

「風って、そこに木があれば木の葉をゆらしながらすりぬけていきますよね。そして私がいれば、私をすり抜けていく。私がそこに存在しているだけで、確実に風の流れを変えているんだって気づいたんです。自分はいてもいなくても同じ、と思っていても、風の流れは自分がそこにいるだけで確実に変わっている。

見えない流れは私たちが想像し得ない形で伝播して、影響しあって、瞬間瞬間に変化しながら遠い国まで広がっていく。そんなイメージが駆け抜けました。目の前で起こっていることはほんの一部でしかないし、同じ瞬間はないんだって思いました。『私がいる世界』はこんなに面白いんだ!自分は生きてていいんだ、生きている価値があるんだと思ったんです」

 

自分ルールを手放して、いい加減に、自分を大切に。

「いい加減に、ゆるく生きる こと!人生をシリアスに捉えすぎない。そして、自分の世界から脱して、人と関わって欲しいです。真面目に生きてきた人ほど築いてきた自分ルールに没頭して、盲目的になりがち。日本の女性はみんな真面目で頑張りやさん。人に頼れず疲弊したり精神的に孤独になっていく女性が多いように感じます。自分でやってしまった方が楽、人に頼る気力さえない、頼り慣れてないからどう頼っていいのかわからない。それでも、自分の人生を動かせるのは自分だけ。あらゆる方法で人と関わって、いろんな世界を知ってほしいんです。『自分だけの世界』にいると最初は気楽かもしれないけど、だんだん味気なくなってきて、生きているのも辛くなってくる。

世界は広い。いろんな人がいていろんな生き方が許されているんです。自分が思ってるほど、周りも自分も完璧じゃない。インドに行くと『うそでしょ!』というくらいみなさん自由な発想とユルさで生きています。ぐいっと人と関わっていくと、実は相手は頼ってくれるのを待っていた、とか、自分が思ってたよりあの人めちゃいい人じゃん!とかいい意味で予想を裏切られることって多々あるんですよね。

今は直接会わなくても、海外にいかなくても繋がることができるツールがありますし。自分だけにフォーカスするのでもなく、他人のことばっかりを気にするのでもない、自分の好きなことをする時間を作ったり、爆笑できる動画を見るとか温泉に浸かるみたいに、ふと肩の力を抜く瞬間を増やして、ゆるく、時に強く、しなやかに生きてほしいと思います」

【写真は理恵さんとパートナーの船木傑さん】

幼い頃から、人間や社会、そして生き方について、深く見つめてきた彼女は今、アーティスト集団 ミラーボーラーズのディレクターである船木傑とともに、人や自然を結ぶ作品をテーマに、新たなアートワークにも挑戦を始めている。 アラフォーになった今、インド ラージャスターンの踊りと南インドの古典音楽に突如ハマり、単身インドへ。現地の暮らしや音楽、踊りを学んでいる。幼少の頃から好きだった踊ることや唄うことの喜びをあらためて感じているという。

 

「いくつになっても、良いときもそうでないときも、目の前の人生を目一杯味わって、些細なことでもいいから、自分の琴線に触れるものがあればそれを無視しないで楽しんでいってほしいです。”感じること”は女性が得意なところですよね。一方、ヨガや瞑想がメジャーになって、アートやクリエイティビティなどに注目が集まっている今”感じること/Feel”が異常に重視される風潮があります。これからの時代は、感じることと同時に、しっかり情報収集して、いろんな考えを知って、その上で”自分で考えること/Think”を実践して欲しいです。これは想定外のことが起こったときにも役立ちますから。」

彼女はこれからも、流れに身を委ねながら人生を楽しみ、その時の風を感じながらしなやかに生きていくに違いない。 女性には、多くの役割を求められる風潮がある。仕事も、家庭も、子育ても、そして老後もそれぞれに悩みは尽きない。しかし、ふと風が吹いた瞬間、自分がいることによって風の流れが変わったことに気づいて、少し肩のちからを抜いて、流れに身を委ねてみるのもいいかもしれない。

現代社会でゆるく生きるとは?〜無理をするのではなく本来の自分を生きる人の特徴〜

角理恵が読者におすすめする3つの本をピックアップ

そして生活はつづく 星野源

2016年にドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の大ヒットで大ブレイクした、 俳優で音楽家で文筆家の星野源、初めての記念すべきエッセイ集! 善人でも不良でも、有名俳優でもロックスターでも、誰だって家に帰れば地道な日常がある。 携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。

つきまとう劣等感&虚無感と、腹痛に立ち向かい、 そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活を面白がろう! と決意した星野源が 洗面台をビシャビシャにしながら考えた、共感と哀愁をいざなう爆笑エッセイ。 巻末に俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く……そして生活はつづく」も収録。

 

オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。

嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。

無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?

 

ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語 小野寺優

ラノベ感覚でキャラ萌えしながら読める「古事記」!!

日本の神様が大活躍する下ネタ満載のギャグ本みたいな歴史書『古事記』。しかし1300年以上前に書かれたため言葉遣いが難しく、読み切れない方も多いはず。そこで本書は、小難しい解説をぜーんぶ取っ払って物語だけを抜き出し、ラノベ風にまとめました!

【内容】
『古事記』とは、日本の神話からはじまる日本最古の歴史書のことです。上中下巻からなり、上巻は日本神話、中下巻は天皇記が書かれています。本書はそのうちの上巻『日本神話』のストーリーをラノベ風に現代語訳しました。
著者の愛によって脳内変換された古事記。読み終わる頃には、きっとあなたも今まで以上に日本が大好きになっているはず。

※上記内容説明はAmazonから引用


〜自分を大切にする〜まとめ

私たちの思考はいつも、過去に向きがちです。同僚から言われた一言、過去に悩んだこと、傷ついたことにクヨクヨ悩んでみたり、過去と現在を比較して落ち込んでみたり・・・

しかし、瞑想をすることで、心や意識を今現在、この瞬間にもってくる訓練をすることができます。そういう状態というのは、心身ともにリラックスしてよい意味でゆるく、力をいれすぎなくても最高のパフォーマンスが発揮できたりするものです。

ぜひ私達も少しでも時間をつくって、瞑想を実践して、日々を楽しくリラックスして過ごしたいですね!

https://youjyou.jp/jibuntaisetsu_taikendan_a

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自分を大切にする ヨガ開催情報

毎月、満月になる頃に東京 表参道、または神保町のスタジオにて、クリスタルボウルとのコラボイベント「満月ナイト」を開催。ヨガとクリスタルボウル、占星術やチャクラの概念をミックスしたワークショップは、クリスタルボウルの音色にのってヨガをすることで、慣れていない人でも瞑想状態を体感しやすくなるそう。

 

毎月満月付近に開催している「満月ナイト◯」を、5月の満月はオンラインにて1000円で限定配信。

オンライン配信の詳細はこちら→https://fullmoonyoga0507.peatix.com/view

ヨガの最新開催情報はこちら→https://ashramindigo.peatix.com/

※コロナ自粛期間中は、オンライン配信の他、無料のInstagram LIVEと有料のZOOM YOGA、YouTube 配信。

Instagram ID : riesumi717

YouTube あしゅらむいんでぃご

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