こんにちは、オノジュンです。
前回、「鬼滅の刃 名言と 名シーンから学ぶ親として知っておきたい名フレーズ 1」では、映画の「鬼滅の刃 無限列車編」でも全国のお母さんが涙したのではないかと思われる、煉獄さんのお母さんの名言をとりあげました。
映画館でむせび泣くお母さんもいたというこの名言をまだ読んでいないかたはこちらから
今回は、蝶屋敷から新たな任務に旅立つ炭治郎がこれまで全く喋らなかったカナヲにかけた名フレーズです。
子育てをしていて、子供に伝える言葉、何を伝えるかって、本当に大切なことだけど、日々のやるべきことに追われて、「あれやりなさい」「これやりなさい」「なんでそんなことするの」とか、小言ばかりが多くなりがちですよね。
でも、本当に親として子供に伝えるべきことって、こういう生きていくための心構えみたいなものなのかなって、このシーンから感じたりします。
ではいきましょう!
鬼滅の刃 名言と名シーン 2
単行本7巻で自分の意志を封印してしまっていた栗花落カナヲに対して、炭治郎がかけた言葉。
炭治郎「人は心が原動力だから 心はどこまでも強くなれる!!」
子供は、成長する中で、多くの経験をしますよね。それはいいことばっかりじゃないはず。
「頑張れ!!人は心が原動力だから 心はどこまでも強くなれる!!」
挫折感を味わったり、失敗を重ねて落ち込んでしまっている子に対して、どういう言葉をかけていいのか・・・と悩むのも親ですよね。
確かに、人の心って、どう感じようとするか、どう考えようとするか、その経験から何を学ぼうとするかによって、大きく変わってきます。
特に、若い世代は、とても柔軟なので、心のもちよう次第で、同じ出来事がプラスにもマイナスにも働いて、その後の人生を大きく変えるきっかけになったりもします。
子供が落ち込んでいたら、今風にアレンジして、「心は、あなた次第でいくらでも強くなれるんだよ。人は心によって動かされているんだから」と言ってあげたいですね!
そして、わたしたち親自身にも、このフレーズは心に響く!!っていうか、むしろ親の方に響く?!
鬼滅の刃 名言と名シーン 3
単行本8巻 上弦の参・猗窩座との戦いで致命傷を負った鬼殺隊の炎柱 煉獄杏寿郎のシーン。さいごまで熱い!かっこいい生き様。。。
煉獄杏寿郎「胸を張って生きろ」
単行本8巻 第66話
杏寿郎は最期に「炭治郎と禰豆子を信じる」という言葉と共に、炭治郎にこう語りました。
「胸を張って生きろ。己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ。
歯を食いしばって前をむけ。君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない。」
たしかに。。。人生で悲しい時、苦しい時、悩んで、ふさぎこんで、歩みを止めても、時間の流れは止まらず、進み続けますよね。それよりも、どうやって心を燃やすか、未来をみられるか、胸を張って生きられるかというのは、本当に大切なこと。
自分の子供には、胸を張って生きてほしい。
何があってもお父さん・お母さんは味方だ!だから何の心配もない!と伝えたいが、このフレーズを言う前に、子供の性格や状況っていうのは一応よく考えた方がいいかも?!ってちょっと感じました。
現代は、大正時代と違って常に命をかけて戦ってはないから、この言葉をかけて、鼓舞される子どもと、逆にプレッシャーに感じる子どもがいるような気がします。
自分は愛されているという自分に対する肯定感や自信が、おそらく大正時代に生きた人よりも低い子が多いような印象なので、親としては、自分の子供をしっかりとみるということがまず重要だと思います。