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自分を大切にするとは? 体験談と普段からできる3つの実践

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誰にだって「何もかもうまくいかない…」という時期はあるものです。そんな時、何とか流れを変えなきゃ!と突っ走って、逆に墓穴を掘ったりしていませんか。

特別な何かをしなくても、ちょっと気持ちを変えてみることで「流れを変えること」は十分できます。

それは、「自分を大切にする」ことを思い出すこと。

真面目でがんばり屋の人こそ、自分を追い込んでしまいがちです。そんなあなたに、ちょっとした時間でできる効果的な考え方と、普段からできる行動アイデアをご紹介します。

自分を大切にすることを選択した体験談

雑誌の編集をしていた頃、深夜残業は当たり前、午前帰りもほぼ毎日という状況が珍しくありませんでした。

30歳を過ぎて仕事が面白くなり、夢中で働いていたある日。突然、シクシク胃が痛みだし、どんどんひどくなるので病院で診察したところ、急性胃潰瘍でした。

当時、夏いっぱい取り組んだ2つの大きな企画が終えたばかり。かけ持ちは無理だから1案件ほかに渡すようにという上司の指示も、自分の企画は自分でやりたい、と跳ね返し、力を過信して「なんとかなる!」と思いこんでいました。

 

スタッフにもそんな態度が伝わっていたのでしょう。当然、問題点や上手くいかないことも出てきますが、対処も雑になって、スタッフもだんだん引いて協力も得られなくなったのです。

ストイックに一人で頑張る姿が近寄りにくくて、声もかけられない感じだったと後で聞きました。結局、胃には数か所出血した後があり、この時の女医さんの一言「今の働き方を変えない限り治りません」が、「自分を大切にすること」を選択するきっかけになったのです。

自分を大切にするという意味とは?

「自分を大切にする」という言葉があります。

この場合の「自分を大切にする」は、好きな物を食べ放題し、買いたいものを買いまくる、というのとはちょっと違う意味です。心の持ち方にポイント置いた言葉なのです。

では、「自分を大切にする」というのは具体的にどのようことなのでしょうか? “自分の気持ちや感情を見つめて”、“その気持ちを優先してみること”を意識してみてください。

 

つまり自分は「本当はこうしたい」「本当はしたくない」「本当はこう思っている」という気持ちを知る。そして可能な限り素直に表現してみる、時には一呼吸置く、一度やめてみるということを選択することです。

《自分を大切にするための最初の一歩》

・自分の本音を否定しない

・我慢や無理を続けない

・悪意のある人や環境から距離を置く

自分を大切にすると、気持ちに余裕が生まれますから、他人や仕事にも気を配れて、より人生に対して前向きに進めていくことができます。

でも、家庭でも学校でも、会社でも、我慢することは協調性があると評価されてきたので、実際にこういった行動をとることは、なかなか難しいことかもしれません。

そこで、とても簡単で普段からできる、自分を大切にする方法をご紹介します。

自分を大切にするための3つの方法

自分の本音に気づきやすくするために、今、していることを一度やめてみる。ちょっとひと呼吸おいてみることは良い方法です。そうすることで自分の感情に気づけて、自分を大切にする行動がとりやすくなっていくのです。

ペース落として生活する、心のケアのための本を読んでみる、ノートをつけてみるなど、さりげない小さなことでも効果はありますよ。

1)自分を大切にする生活習慣

毎日の生活習慣を見直してみることは、今の自分と向き合える一番おすすめの方法です。

生活習慣を変えれば自分が変わる。考えているより自分を大切にすることにつながる生活習慣をチェックして見直してみましょう。

《部屋はいつもキレイを保つ》

床に散らかった服に洗ってない食器。汚い部屋はあなたの心の中を表しています。ゴミがたまった不潔な部屋は、精神的に追い込まれている証拠!

掃除していない部屋にいると、「自分は汚い状態(余裕のない状態)にいるのがふさわしい」とインプットされてしまいますよ。

 

そんな負の連鎖を断ち切るのにはまず、お部屋の掃除から!スペースを広くとった、キレイな部屋に過ごすだけで、安らぎ癒されていきます。

《ゆっくり入浴で髪と肌も特別ケア》

ゆっくり入浴して、いつもできなかったお肌や髪、ボディのお手入れをしてみましょう。香りの良いアロマ入浴剤に、お顔のパック。そんな時間は悩みやストレスも忘れ、リラックスできます。

お湯につかることを習慣づけると睡眠の質も上がって、女性ホルモンも活発に! 朝起きたとき、お肌はつやつや、気分も運気もアップしますよ。

《体を温めて腸活アップ》

とにかく体を温めることを心がけると、腸内環境が良くなり自律神経が整います。腸内環境と心はつながっているので、朝の温野菜スープや発酵食品、良質のたんぱく質に気を付けた食事をすると、気持ちが安定してストレスにも強くなります。

2)自分を大切にするための本を読む

就職、恋愛結婚、子育て、いろんな人生を選んでいく中では、上手くいかずに誰かを羨やんだりすることってありますよね。

誰にも相談できない…。そんな時、一冊の本に書かれた、たった一つの言葉に救われることがあります。あなたの心に寄り添って、自分を大切にすることを教えてくれる本を紹介します。

3)自分を大切にするためにノートをつける

例えば、寝る前の5分間だけ、自分を見つめ直すためにノートをつけてみることも良い方法です。今日起きたことや気持ちなど、最初は一行、慣れてきたら三行とちょっとずつ自分の気持ち書き続けてみましょう。

そうすることで自分の感情や本音を知ることができます。

もし嫌な自分が見えてしまったら、「私のどんなところが好き?」と自問して、そして「全部!」と言ってみましょう。

自分だけは自分のネガティブな部分も大切にすること。それが大事な答えにつながっていきます。

自分を大切にするためのおすすめの本

●「北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 心の病から抜け出した夫婦からのアドバイス27」

マッツ・ビルマーク、スーサン・ビルマーク他

世界22か国で翻訳されたベストセラー。北欧スウェーデンの、幸せな人生のつくり方の本です。無理をして、仕事が休みになると体調を崩す。スケジュールを埋めるのが大好き。そんな人こそ読んでみてください!

●「世界でたったひとりの自分を大切にする 聖心会シスターが贈る大きな愛のことば」

鈴木秀子(著)

聖心女子大学で教鞭をとってきたシスターが、すべての女性に伝えたいことが詰まっています。「人との違いは、不平等ではなく個性」と語るシスターは、桜には桜らしい咲き方があるように、私たちにも、自分にしかできない咲き方があるといいます。自分らしく幸せに生きるために必要な考え方が心を癒してくれます。

●「人間関係は自分を大事にする。から始めよう 」

高野 雅司(著)

人間関係が苦手という人は、自分よりも他人を大事にして、相手に合わせよう、好かれたい…と努力していませんか?  もっと「自分中心」で生きることこそが解決法、という視点から、ラビング・プレゼンスという心理法を使ってラクに人間関係を良くなるコツを教えてくれます。

自分を大切にする効果

少しずつ自分を大切にする行動をすると、自分の中に幸せ因子が育ってきます。今まで「どうせ私なんか」と思っていた時には、嫌な役目を押し付けられ、大事にされていない、雑に扱われている感じがしていたかもしれません。

でも、自分で自分を大切にし始めると、なぜか周囲もそのように扱うようになるのです。

《自分を大切にすると得られる効果とは?》

●ストレスや悩みが軽くなる

「いつも自分だけ我慢している」という意識があると、突然感情を爆発させてしまいがち。「頑張りすぎているから、ここで休憩」とか「嫌な人とかかわったから、美味しいスイーツ買って帰ろう」など、ストレスを上手にコントールできるようになります。

●何にでも挑戦したくなる

自分を後回しにしないで自分を大切にしていると、イライラすることもなく、気分が良くなり健康になります。こういう状態でポジティブな思考は生まれ、ぐずぐず悩むことも減って、やりたい事にすぐ行動を移すことができます。

●仕事や人間関係が良くなる

我慢ばっかりしていると、その波動が周囲に伝わっていくものです。でも、幸せな気分で笑顔いっぱいでいると、自然と周囲にもそのオーラが伝わっていきます。すると、周りの人はあなたを助けてくれますし、人間関係も良くなっていきます。

 

自分を大切にする心理学

仕事や恋愛で、いつも自分を後回しにして、人に振り回されてしまう! という方、『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』という本があるのをご存知ですか?

この本はアドラー心理学から書かれたもの。どんなことが起きても、自分を大切にし続けるために、優しい心理学も知っておきたいですね。

《知っておきたいこんな心理ケア法》

●アドラー心理学

サラリーマンのバイブルとしても有名なアドラー心理学。アドラーの考え方の大前提はまず、“すべての悩みの原因は対人関係にある”ということにあります。

「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」という本がとてもわかりやすくておすすめですが、とにかく「他人に好かれようとしない!」。この気持ちが大事ということ。いつもこれを心にセットしましょう!

●アサーション・トレーニング

心理療法の中から生まれた、自己主張を上手くするためのカウンセリング法です。私たちの言葉が人生を変えていきます。だから「自分も、相手も大切にする自己表現」を意味するアサーションは、コミュニケーションをとる上でとっても大事なことを教えてくれています。

毎日の人間関係が変わって幸せをもたらすコミュニケーション法といえますね。

●心理学的アファメーション

自分の夢を現実に、人生をポジティブに変える心理学カウンセリング法にアファメーションがあります。自分のなりたい、叶えたい夢をイメージすることで、本当に夢が現実になっていくというメソッドです。

アファメーションは、自己イメージを高く持っていく方法を教えてくれます。

自分を大切にすると引き寄せがおこる?

何気なく感じたり、考えたりした「思考」は波動を持っていて、似た波動のものを引き寄せるといいます。だから、なんだか幸せ!といつも思っていると、良い出来事が引き寄せられるというわけです。

目に見えないことは信じられない!と思うかもしれませんが、物理的に存在しないと思われていた思考の波動は、原子レベルでちゃんと存在する事が認められています。

そう考えると真実味がわいてきますね。

自分を大切にするための気持ちや言葉

前向きな気持ちや言葉は、ポジティブな方向へ背中を押してくれる方法のひとつ。なんだか辛い、無理している、そんな時に意識してほしい気持ちや言葉を紹介してみます。

できない、疲れた、むずかしい、どうせ、むかつく、許せない、嫌だ。

そんなマイナスの感情で心がいっぱいになってしまったら、次のようなちょっと良いことのイメージや言葉を浮かべてみてください。

《ちょっと良い気分になれる気持ちや言葉》

「今日は天気がよかった」
「目覚まし時計よりはやく起きられた」
「アイメイクが上手にできた」

「昨日より笑えた」
「仕事がいつもより5分早く終わった」
「自分からあいさつができた」
「電車で席を譲れた」

以上の言葉を付箋やメモ帳にこっそり書いてみるもの、良い方法ですよ。

自分を大切にする恋愛って?

恋をしたら誰でも、相手に嫌われたくないと願うものですよね。

でもあまりに、自分を抑えて尽くし過ぎたり、ヘアメイクや服もすべて相手の好みにしたり、相手の都合ばかり優先すると「幸せな恋愛」といえません。

自分の気持ちやペースを気づかってくれない男性は、幼稚で十分成熟した大人とはいえないので、我慢して付き合っても、いずれ破局する可能性が高いのです。

 

幸せな恋愛はお互いを尊重しあい、対等な関係の中で生まれるものです。もし、「我慢」ばかりで「犠牲」になっていると感じたら、それは自分を大切にした恋愛とはいえません。

自分を大切にする生き方って?

これまで「自分を大切にすること」について見てきて、お気づきだと思いますが、「自分を大切にする生き方」とは、“自己を実現すること”なのです。

自分の感情を正しく知る、自分を幸せにする行動を実践する、自分の望みがはっきりする、そして実現できる。それが自分を大切にした生き方です。

・夢を叶えること。

・目標を達成すること。

・なりたい自分になること。

・やりたいことをやること。

・想いを現実にすること。

こういった自己実現だけが、あなたを輝かせてくれます。生きていることを深いレベルから喜ぶことができ、周りも幸せにできるというものです。

まとめ

自分を大切にする生き方は、時に厳しい選択をしなくてはならないこともあります。今まで、なんとなく仕事や家庭を両立できて、恋愛もしてきて、それはそれで上手くいっていたケースも多いでしょう。

でもある日、我慢をし続けていたことに気づき、一から自分を大切にした生き方をスタートさせるのは、かなりリスキー。でも、そんな自分も許して、引き受けてあげる、という覚悟が必要です。

一度は全部失った孤立感もあるかもしれません。でも、ここからが本当の意味で、自分を大切にした生き方の始まりなのです。

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